機内サービス
座席シート
いよいよ搭乗。座席に座るとこんな感じ。
「思ったより狭くない!」が第一印象。大人2人+子供1人で3席確保しているので割と余裕があります。娘は真ん中で、横になって眠ることもできました。
機内快適グッズ
ブランケットやネックピローは有料。「機内快適グッズ」として以下の7点セットが950円で販売されています。
どれも家で準備できるものばかり。荷物を減らしたいなどの理由がなければ、わざわざ購入する必要はないと思います。
機内エンターテインメント
機内モニターは全座席についていました。ただし、映画や音楽等、コンテンツの利用は有料。映画は1本何円、のシステムですが途中で見るのをやめた場合も返金はありません。一方、事前に機内エンターテインメントの利用オプション(800円前後)をつけていた場合は、何でも自由に視聴できます。
私たちは娘の座席にだけ、オプションをつけておきました。トイストーリー1~3や美女と野獣、アナと雪の女王(もちろん全部日本語)など、キッズ向け映画は充実したラインナップ。まだ見せたことのないものばかりだったので、集中して見てくれて、助かりました。
イヤホンは無料で提供があります。
また、成田-ゴールドコースト便は全座席にUSBポートがあり、携帯やipodの充電ができました(無料)。USBポートの有無は、利用する機体によって違うようなので事前のチェックをおすすめします。
機内食
機内食はサンドイッチやサラダなど軽食がメイン。往路は出発1時間後(22時前後)、復路は到着2時間前(17時前後)に提供がありました。
私たちの食事はオプションで1食分ついていたものですが、お腹が減ったタイミングで、機内のメニューから選んで注文することもできます。大体一食800円程度。
今回、私がチョイスしたのはサラダメニュー(往路:チキンとペンネのバジルサラダ、復路:レンズ豆とキヌアのサラダ)。味は可もなく不可もなく…。普通に食べられますが、単調なので途中で飽きてしまいました。
その代わり、娘用のバナナブレッドは「え?」とびっくりするくらい美味しかったです。香料や人工甘味料無添加のナチュラルな商品だったので、食事代わりに甘いものでもOKな方にはおすすめ。夫のBLTサンドもまずまずだったよう。
総じて、どのメニューも「食事」というには物足りなさが否めませんが、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく提供されるのは良いなと思いました。
その他サービス全般
基本的に、何か用事(食事の提供や免税品の案内)がある時しかCAさんは回ってきません。「ほったらかし」ですが、マイペースに時間を使えるため、それはそれで居心地がよかったです。人見知りの我が子も緊張せずにすみました。
ただ、往路は食事の提供が遅い影響で、23時過ぎまで電気が消えずバタバタした様子。もっと、早めに寝たい(寝かせたい)場合はアイマスクがあった方が良いかもしれません。復路はday timeなのであまり気になりませんでした。
また、機内は寒く、ブランケットは有料なので、長袖の上着などは忘れず持込しましょう。
揺れなど、乗り心地に関しては問題なく、発着も時間ピッタリでした。
困った点
このように、概ね満足なJETSTARでの空の旅ですが、困った点が一つ。
預け荷物の重量制限:20㎏は結構辛いです。(オプションセットをつけなかった場合は12kgと更に厳しい制限になります。)特に復路はマヌカハニーやボディソープなど機内には持ち込めない、重めのお土産がかなり増えたので、パッキングには苦労しました。
重量オーバーするとかなりの追加料金をとられるので、衣類などを入れられる折り畳みトートバッグ(機内持ち込みサイズ)を荷物に忍ばせておくのが良いと思います。
JETSTAR(ジェットスター)に搭乗した感想
成田-ゴールドコーストまで8時間。やや長めのフライトでしたが、あまり不便は感じませんでした。サービスは最小限なので、飲み物や体温調整用のブランケットなど、事前に準備しておくことが快適さにつながると思います。
子連れ旅行にもあり
座席の狭さに関しては、小さな子供がいる場合は逆にあまり気にならないかもしれません(子供分の座席が広く使えるので)。他のエコノミークラスと比べても「こんなものかなぁ」という印象でした。
娘は横になって寝ることもでき、起きている間は機内エンターテインメントも楽しめて、ストレスは少なかったのではないかと思います。
南半球まで最安27000円
何と言っても「南半球まで片道5万円以下で行ける(最安値は27000円)」)のは最大の魅力。また、子連れ旅行では「直行便」も大きなポイントです。
全体を通してみると「お値段のお得感」のメリットが「最小限のサービス」のデメリットを大きく上回りました。
次回、ゴールドコーストに旅行する機会があっても、迷わずJETSTARを選択すると思います。
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