少しずつ娘の入園グッズが仕上がってきました。
絵本バッグは完成。巾着類はあとは紐を通すだけ、の状態。ランチョンマットなど、まだ取り掛かっていないものもありますが、春の入園には間に合いそうでほっとしています。
お裁縫初心者の私。縫製は本に従って粛々と進めるのみ…ですが、そもそも
など、「入園グッズを作ってみよう」と思い立ってから、最初の段階で結構悩みました。(特に布の種類が全然分からない!)
絵本バッグについては無事に形になったので、デザインのヒントや使用した布、参考にした書籍など、私のような初心者さんがつまずきやすいポイントについて、まとめてみようと思います。
絵本バッグの条件
まず、園から指定された絵本バッグの条件がこちら。
折り畳んで収納しやすいよう、キルティングとワッペンは原則使用不可ということでした(ワッペンは折り畳むときに支障にならない位置ならOK)。
デザイン→インスタで検索
まずは、アイディアを集めるため「#入園グッズ」「#絵本バッグ」「#レッスンバッグ」のハッシュタグをインスタグラムで検索!可愛い絵本バッグがザクザク出てきます。
キャプションやハッシュタグに、使用した材料を記載してくださっている方もいらっしゃいました。
色々見て、刺繍×リバティの切り替えで行くことに。
絵本バッグ|使用した布
次に、イメージにそった布を選んでいきます。
使った布はこちら。参考になれば幸いです。
表地(無地):ホビーラホビーレ スラブコットン
素朴な風合いのコットン地。
カラバリ豊富で、ピンクも様々なトーンがありました。
ややくすんだ落ち着いた色合いをチョイス。子供用の小物には暗いかな?と少し不安でしたが、仕上がってみると可愛かったです。
程よい厚みがあるため、裁断が簡単で刺繍も刺しやすく、初心者には扱いやすい生地でした。
表地(飾り布):リバティタナローン ベッツィ(スモーキーピンク)
飾り布に使うリバティは定番のベッツィを購入。
人気柄故、微妙な色違いが沢山ありますが、今回は楽天市場「HOBBY SHOP SANDO」さんのオリジナルカラー、スモーキーピンクを選びました。
ラミネート生地は在庫あり
スラブコットンと比較してタナローンは薄くて扱いにくく、初心者の私は飾りに少し使うのが精いっぱい。リバティだけで作品を作るのは、お裁縫に慣れてきてからが良いかもしれません。
裏地:ホビーラホビーレ チェックコレクション
裏地は表地(無地)と同じくホビーラで購入。
スラブコットンと同じく、これも程よい厚みがあり、扱いやすい生地でした。
布は何メートル必要か?
入園グッズ一式(絵本バッグ、上靴袋、弁当袋、ランチョンマット、コップ袋)作るのに表地(無地)~裏地の生地はそれぞれ1mずつあれば十分でした。リバティは使う面積が少ないので、半分くらいでOKです(可愛いので1m買ってしまったけど)。
接着芯て何?どのタイプを選ぶ?
次に接着芯について。そもそも接着芯て何のことでしょうか?
答えは…
接着芯とは樹脂が吹き付けてある布のことで、アイロンで布に貼り、布に張りを持たせたり、型くずれを防いだりする役割があります。
クチュリエ手芸ハンドメイドブログ
それだけ?と思うかもしれませんが、ものすごく沢山種類があり、値段もピンキリ。
一体どれを選べばいいのか?初心者がつまずきがちなポイントかもしれません。
今回は、
という点から、やや厚手でしっかりしたタイプを選びました。
リバティに直接貼る、もしくは繊細なお洋服を作る場合は、より薄手のタイプの接着芯がおすすめだそうです。
刺繍はannasさんの図案がおすすめ
絵本バッグ作りの要とも言える「刺繍」!
図案はこのブログでも何度か紹介させていただいている、annasさんこと川畑安奈さんの作品を使いました。
童話の世界のような可愛らしい雰囲気は、入園グッズにもぴったり。
annasのプチ刺繍
絵本バッグに使用したお花のモチーフはこちらの本から。
写真左下のモチーフを連続で刺しています。
色合わせ
そして、色合わせによってガラッと雰囲気が変わるのが刺繍の難しいところ。柄部分(ex.リバティ)に使われている色をとってくるのが、失敗の少ない方法だと思います。
今回、オリジナルの図案はかなりシックな色合いだったので、リバティ(ベッツィ スモーキーピンク)に合わせて柔らかな色使いに変更しました。
トーンに気を付ければ、ピンクの生地にピンクの糸でも可愛く仕上がります。
無地×リバティ切り替えの絵本バッグ|参考にした書籍
女の子がときめく 通園・通学バッグとこもの
無地×リバティ切り替えデザインの絵本バッグ。縫製はこちらの本が参考になりました。
紹介されているのは飾り布の面積が広めのデザインですが、布を好みの幅に裁断してしまえば、作り方は本の通りでOKです。
初心者でもここまで作れる!
しっかりした完成イメージと、適切な材料(布、接着芯)があれば、初心者でもここまで作れる!というのが正直な感想。
「自分のイメージが形になる」というのはハンドメイドの醍醐味ですね。
少しずつ、揃ってきた入園グッズを見つめていると、ますます春の入園が楽しみになります。
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