コツコツ基礎練習
そこから簡単な童謡、バスティンなどの教本を経て、読譜力・打鍵の問題は少しずつ改善の兆しが。
このように、その子の課題に合わせたテキストを組み合わせて練習できるのは個人教室のメリットだと思いました。
レッスン時間は約1時間。基礎からコンクールの課題までじっくりレッスンしていただいています。
孤独な戦い、時に親子バトルにも
というわけで、「ピアノが上手になりたい」という目的は個人教室のほうが果たしやすいように思います。
一方、楽しさやエンターテインメント性に関しては、時にグループでも活動できるヤマハに軍配。
地味とも言える基礎練を通して、自分の課題にひたすら一人(+親、先生)に向き合うのは辛い!
練習中の八つ当たりや逃亡が増え親子バトルに発展することが増えました…。
(これが今一番の悩みです。)
もし週一回でもグループレッスンがあれば、親子それぞれ悩みを打ち明け合って気が紛れたりするのかも?
個人レッスンだと、他のお友達のレベルも分からず、視野が狭くなりがちという弊害もあるように思います。
お稽古ごとならではの悩み
また、新たに「お稽古ごとならではの悩み」も。
お教室では
・お月謝の用意(新札で)
・季節のお歳暮
・コンクールのお礼
など、今まで考えたことがなかったイベントが発生。
特にお歳暮やお礼に関してはこれという正解が示されていないため、失礼がないかいつも不安です。
お月謝や教材費など、お金のやり取りはすべて新札。急に揃えるのは難しいので、多めに両替してストックしておくようになりました。
このあたり、ヤマハは自動振替で楽でしたね。
娘のベストな選択肢を再考すると…
振り返って考えると、ヤマハの幼児科はピアノのレッスンではなかったのだと思います(当時はピアノを習いに行ってるつもりだったけれども)。
だけど、楽しく、そして気楽に、音楽教育の入口としての役割を果たしてくれました。
当時は幼稚園児で、譜読みや地道な基礎練習に耐えられるキャラでもなかったので、音楽の導入としてヤマハに通ったのは良かったと思っています。
年長さん(幼児科2年目)で少し物足りなさを感じたので、その時点で個人教室に移っておけば、というのが反省点ですね。
ただ、「ピアノの演奏」にこだわらないのであれば、ヤマハジュニア専門コースのカリキュラムは魅力的。
このコースは幼児科からのオーディションが必要なので(途中からの入会はNG)専門コースへの進級を少しでも考えるのであれば幼児科を続ける必要がありました。
・音楽を学ぶ上でどれくらいピアノに比重を置くのか
・アンサンブルを魅力に感じるか
・作曲に挑戦したみたいか
このあたりが進路を選ぶキーワードになるかと思います。
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