【知育本レビュー】「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」

知育・習い事
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Kindle Unlimitedで何となく目に入った一冊。

東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?

キャッチ―なタイトルに惹かれ、読んでみました。

「東大合格」に特にこだわらない家庭にとっても大切なこと、取り入れられそうなことをピックアップしてシェアします。

進学塾「VAMOS」代表|富永雄輔さん

筆者は富永雄輔さん。進学塾「VAMOS」の代表を務められている方です。

進学塾VAMOS(バモス)吉祥寺 四谷 浜田山 中学受験 高校受験 大学受験
私たちバモス(VAMOS)は、吉祥寺・四谷・浜田山の学習塾です。生徒様一人ひとりの成績向上・人間力育成のお手伝いをさせて頂いています。皆様のご期待に応えられることと考えている学習塾です。

この塾、先着順で生徒を受け入れているのにも関わらず、8割の塾生を難関校に合格させている、という実力派。入塾テストがないため、学力レベルを含め様々な性格・家庭環境の子供が集まってきます。

子供の能力を後押しできるかは親次第?

そんなバラバラの生徒たちを観察するうち、筆者は「(能力)を伸ばしやすい子」「結果が出やすい子」が明らかに存在することに気づきました。

そして、その子供たちに共通するのは「家庭で充分に『伸びしろ』が育まれた気配」。

この本は、実際に子供を難関校に合格させた家庭(≒親)の姿勢や取り組みにおける共通点を「習慣」という形でまとめたものです。

その中から幼稚園に通う娘にも取り入れられそうなものを、いくつかピックアップしてみました。

未就学児との生活に取り入れられる7つの「習慣」

どんな場面でも褒める

小さい頃はあらゆることに着目してとにかく褒める。子供の悪戯も、角度を変えて褒めてみる。

普段から褒め言葉を沢山かけてもらっている子は、成長過程で自然に自己肯定感を育むことができるそうです。

確かに、自分の子供時代を思い出しても、叱られてばっかりのときは「自分なんて…」と委縮してしまっていたな。上手に褒めてもらえた時は「私ってすごい!」とぱっと気持ちが前向きになりました。

自己肯定感=自分自身を大切でかけがえのない存在であると肯定できる感情は、人生を楽しく強く生きるために、誰にでも必要なこと。学力の話は抜きにしても「褒める」意識を引き続き大切にしたいです。

自立を助ける

自立心、つまり「自分の頭で考えて自分で解決しようとする心」は子供を大きく成長させます。

この気持ちを育むために家庭でできることは何でしょう?本の中から5つ紹介します。

お風呂の時間を大切にする

湯舟ではほっとリラックス。その代わり、体を自分で洗わせる、使ったタオルや石鹸も所定の場所にきちんと片づけさせる

これ、読んでいてハッとした部分です。

髪や体を洗うのも、お風呂上りにタオルで拭くのも、スピード重視でつい私が全部やってしまっていました。だけど3歳(もうすぐ4歳)なら自分で充分できるはず。

翌日から早速、自分の体は自分で洗ってもらうことに。「首の後ろを洗い忘れないようにね」など、私がお手本を見せながらポイントを解説してあげると、ちゃんと出来るようになりました。

食事の準備をさせる

ご飯の前にお皿やお箸を用意させる

これもすぐに実践できるもの。

食事の準備って案外難しい。この後に起こること/必要なものをイメージしていなかった場合は必ず失敗します。例えば、スープが食卓に並んでいるのにフォークしか出ていない!など。

勉強も一緒。きちんと準備(ex.鉛筆が削られていない、トイレに行っていない)が出来ていないと、いたずらに時間がすぎてしまい学習の質が下がる。

もちろん社会に出てからも「準備」は大事。

幼いうちはまず「食卓の準備」を通して、上手に準備する=先のことをイメージしながら環境を整える習慣を学ぶことができます。

一緒に料理をする

キッチンには不思議がいっぱい。例えば、玉ねぎを切ると涙が出るのは何故?

料理中の疑問を通じて知識を深め、関心を広め、思考力を高めることができます。

ちなみに、台所育児の大切さについては先日読んだモンテッソーリに関する本でも触れられていました。

【知育本レビュー】「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」
「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」レビュー。具体的に家で取り組めそうなメソッドと、子供と関わる上で大切にしたい心掛け。

どんな本でも買ってあげる

本屋さんは子供の可能性を広げる場所。子供が興味をもったものを、漫画でも何でも買ってあげる。大人の価値観だけで子供の読む本を限定しない。

成長に応じて選ぶ本が変わっていくのも読書の楽しみの一つ。

これも、なるほど。沢山の本の中から自分の好きなものを選ぶという経験が大切なんでしょうね。本の注文くらいはネットで簡単にできる時代ですが、あえて図書館や書店など色んな本が並ぶ場所に積極的に連れて行ってあげたいと思います。

休日のプランを自分で決めさせる

休日に何がしたいか?どこに行きたいか?子供自身に提案してもう。

受け身でいることが当たり前、にならないために自分で「決める」トレーニングをすることが大切。

5分の集中力をつける

1時間だらだらするより、5分間集中!

1時間の勉強を不定期でやるより、5分間の勉強を毎日続ける方が集中力が鍛えられるそうです。

難しすぎない問題をスピーディーにこなすことが重要なようで、まさに今「くもん」で取り組んでいることではないか!

勉強習慣をつけたい、と思って通い始めたくもんですが、集中力をつけるという面でも良いかもしれませんね。

終わりに:本の感想

「東大生を~…」というキャッチ―なタイトルですが、単純な受験テクニックの話ではなく意外にも「自己肯定感や自立心を育み、思考力を高める」という根本的な人間の能力を重視した一冊です。筆者の富永さんも東大合格自体がゴールではない、頭の良い子=東大生ではないことはよく分かっていらっしゃるのだと思います。タイトルは目を引いてなんぼ、の部分があるのでこうせざるを得なかったのかな~。

娘をどんな風に育てたいか?という問いに対する、今の私の答えは「自分の力で考えて、生き抜く力を持った人間」。どんな進路を選ぶかは娘が決めれば良いと思っていますが、この本の内容にはなるほどなるほど、と頷く部分が沢山ありました。

一方、この本で紹介されているのはあくまで「東大生を育てる親が家の中でしていたこと」であって、本の習慣を取り入れる→東大に子供が合格するというわけではない点は良く理解しておかないといけません。

また統計学的なデータではなく、著者が良いな、と思ったものをピックアップしてまとめたものである、と言う点も心に留めておくべきかと思います。

娘はまだ幼稚園生なので、テストが返って来た時の声掛け(褒め方、励まし方)などについては、まだピンと来ませんでしたが…。小学校入学以降のご家庭では参考になるのではないでしょうか。特に中学受験を考えていらっしゃる場合、子供のやる気を上手く引き出すヒントが見つかるかもしれません。

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