寒さも和らぎ、だんだんと春の気配を感じる今日この頃。
桜の開花予想も発表され、そろそろお花見を計画している方も多いのではないでしょうか。
我が家も毎年、「私たちの家族(私、夫、娘)+近くに住んでいる私の両親」の5人で桜並木の美しい河川敷にお出かけするのを楽しみにしています。
曲げわっぱと竹籠のお花見弁当
昨年は私がお花見弁当を手作りし、両親にも食べてもらいました。
曲げわっぱと竹籠に銘々詰め「和モダン」をイメージしたメニューにしたのですが、ありがたいことに大好評で。今年もこれをベースにメニューを組み立てようと思っています。
自分への備忘録も兼ねてご紹介しますので、どなたかの参考になれば幸いです(^^)
チオベンがお手本!|お花見弁当メニュー
【メニュー】
・鮭と三つ葉の炊き込みご飯
・ハーブ竜田揚げ (※)
・スパイシーつくね (※)
・うどとアボカドの春巻き(※)
・玉子焼き
・さつまいものオレンジ煮
・アスパラ、菜の花
※はオレンジページ(2018年4月号)に掲載されていた、『チオベン』こと、料理家の山本千織さんが作るお弁当メニューを参考に作ったもの。どれもハーブやスパイスの使い方が絶妙で、とても美味しかったです。
各メニューの材料・作り方について簡単にご紹介しますね。
お花見弁当|作り方
鮭と三つ葉の炊き込みご飯
甘塩鮭2切れ・出汁昆布・千切り生姜を米2合と一緒に炊き込みました。隠し味に酒を大匙1。
炊き上がったら刻んだ三つ葉をさっくり混ぜ合わせます。
春らしい彩りがきれいな炊き込みご飯です。
ハーブ竜田揚げ
鶏むね肉1枚を薄いそぎ切りにし、オリーブオイル・白ワインビネガー大匙1・塩少々・ハーブ(ディル、ローズマリーなど)で一晩マリネ。
一口大にギュッと丸め、片栗粉をまぶしたら低温でじっくり揚げます。
パサつきがちなむね肉もオイルに漬けることでしっとり仕上がりました。
スパイシーつくね
豚ひき肉にウスターソースで味付け。アクセントに生の玉ねぎとたっぷりの刻みパセリを加えます。
竹串を使いコンパクトにまとめると、お弁当箱に詰めやすかったです。
うどとアボカドの春巻き
これはレシピを見ただけではどんな味になるのか想像がつかず、「失敗したらどうしよう」と、不届きな思いがよぎったりもしたのですが…。
完成してみれば、シャキシャキのうど、まったりアボカド、パリパリの皮の食感と、うどとバジルと爽やかな香りが楽しく、またすぐにでも作りたい美味しさでした。
さつまいものオレンジ煮
我が家の定番メニュー。水にさらしてあく抜きしたサツマイモをオレンジジュースで煮るだけ。
レーズンを加えても、甘酸っぱくておいしいです。
お弁当の詰め方|彩りのポイント
お弁当を詰めるポイントとして意識しているのはやはり彩り。
「赤、緑、黄」の三色をバランスよく、とよく言われますが私はそこに「紫」を加えるとぐっと全体の印象が引き締まる気がします(お漬物など小さな面積でOK。)。
また、ミニトマトのビビッドな赤よりサツマイモの皮の渋めの赤の方が、和のお弁当として統一感のある仕上がりに。まん丸のトマトより平べったいお芋の方が隙間に詰めやすいというのもポイントです。
アスパラやスナップエンドウは春らしさがあり、形も可愛いので「緑」の彩りとしてお勧め。
今年は、二歳になった娘も大人とほぼ同じメニューが食べられそう。桜が咲くのが今から楽しみです。
▽2019年のお弁当はこちら▽
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