東京出張から帰って来た夫の手に、見覚えのある紙袋。
白地に青いイラストが印象的なパッケージは「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ」! バウムクーヘンが有名な、老舗のドイツ菓子店です。
カカオシュトゥーベのバウムクーヘンはドイツ菓子協会がみとめる「本物」の味わい。オーソドックスながら上質な味わいは手土産にもおすすめです。
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ
北ドイツの中心都市、ハノファーで1895年に創業したカカオシュトゥーベ。100年以上の歴史を持つ由緒あるお店です。
創業当初はオランダの老舗ココア「ヴァン・ホーテン」の試飲所としてオープン。「オランダのココア店」を意味する店名はここに由来します。バウムクーヘンやトルテなど、ドイツ菓子を販売する今の形になったのは1920年代になってからだそう。
2009年に日本に初上陸、新宿伊勢丹に一号店を構えました。
「本物」のバウムクーヘンの条件
カカオシュトゥーベを代表するお菓子が「バウムクーヘン」。
ドイツ語で「樹のケーキ」を意味します。年輪を重ねる=長寿や繁栄をイメージさせることから、日本でも贈り物として人気の高いお菓子です。
実はこのバウムクーヘン。ドイツ国立菓子協会に定められた厳格な基準があります。
【本物のバウムクーヘンの条件】
①油脂はバターのみを使用すること
②ベーキングパウダーは使用しないこと
③生地の配合は「バター、小麦粉、砂糖」1に対して「卵」2の割合とすること
④添加物(乳化剤・香料など)・保存料は使用しないこと
ドイツでも限られた職人だけが作れる特別なお菓子。
カカオシュトゥーベのバウムクーヘンはもちろん、この基準をクリアした「本物」の味です!
さっそく実食!
安心の原材料
卵、砂糖、バター、小麦粉、小麦澱粉、マジパン(アーモンド、砂糖、転化糖)、生クリーム、洋酒、レモン果汁、食塩、バニラ
原材料はとってもシンプル。子供のおやつにも安心ですね。
上質な「オーソドックス」
パッケージを開封すると、甘い香りがふわんと漂います。
何層にも重なった生地。周りには薄く砂糖衣がまぶされています。
食感はやや硬めですが、舌ざわりはしっとり。バターとバニラのふくよかな香りが口いっぱいに広がります。甘さは控えめなので、軽い朝食代わりにもなりそう。
食感・香り・風味、どれかが突出してすごい、というわけではなくバランスが素晴らしい!
まさに「王道のバウムクーヘン」。オーソドックスながら上質な味わいは老若男女、誰からも喜ばれるのではないかと思います。
ちなみに、↑の写真とは反対に、横に薄くスライスして食べるのが本場風だそう。後日試してみたところ、すっととろけるような口どけをより深く楽しむことができました。せっかくなら、横にスライスがおすすめです。
賞味期限
賞味期限は14日。
冷蔵庫にいれると生地が固く締まってしまうため、常温保存がおすすめだそうです。
お取り寄せ
カカオシュトゥーベのバウムクーヘンはネットでもお取り寄せ可能。サイズによってお値段が変わります。
360g | 2000円(税抜) |
540g | 3000円(税抜) |
900g | 5000円(税抜) |
▽三越伊勢丹オンラインストア▽
自分へのご褒美や贈り物に!
基本に忠実に、丁寧に作られたバウムクーヘン。
誰からも愛される上質な味わいは、自分へのご褒美はもちろん、ちょっとした贈り物にもおすすめ。
シンプルな原材料で作られているので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも喜ばれると思います。
コメント