先日から挑戦しているパン作り。
プチパンとマカダミアチョコのプチパンはまぁまぁ上手くいったのですが、次のステップ「ミルクハース」に苦戦しています。
▽プチパン▽
▽マカダミアチョコのプチパン▽
参考書:少しのイーストでゆっくり発酵パン
参考書は高橋雅子さんの「少しのイーストでゆっくり発酵パン」。
この本のレシピは、少しのイースト(小さじ1/4!)でゆっくり時間をかけて発酵させるのが特徴で、粉の香りがひきたった、味わい深いパンが焼けるそう。
2007年(13年前!)に発酵された本ですが、スタイリングが少しも古くないのもすごいなぁと思います。眺めるだけでも楽しい一冊です。
ミルクハース
水の代わりに牛乳で生地をこねるミルクハース。
本のページ順的にはプチパン→マカダミアチョコのプチパンの次はリュスティックになるのですが、難易度が☆2つ(プチパンは☆1つ)なのでスキップ。
☆1つのレシピの中でも、シンプルそうなミルクハースに挑戦することにしました。
ミルクハース1回目:クープの失敗
大まかな手順はプチパンと同じ。
夜に生地をこね、オーバーナイトで発酵、翌朝成型・最終発酵の後、焼き上げます。
成型はプチパンがまん丸、だったのに対しミルクハースはコッペパン型。仕上げにクープを縦に5本入れて焼成します。
クープがためらい傷に…
焼き上がりがこちら。
クープの途中でツンツン、角がたってしまいました。クープナイフを入れる時にもたついて、生地がひきつれてできたもの。
焼いたら目立たなくなるかと思いきや、そのままの姿で焼きあがってしまいました…。
一番奥は底が割れて、もこっと形が崩れています。
ほわっとしていて味はよかったのですが、もう少し上手に焼きたくて2回目の挑戦へ。
ミルクハース2回目:裏が割れる
2回目。注意したのは以下の3点。
前回、生地をこねる際に冷蔵庫から出したままの冷たい牛乳を使ってしまったことに気づき、しっかり適温(夏は25℃)まで温めてから使用。
しっかりこねて一次発酵へ。
翌朝、生地を触るとなんとなく前回より固く乾いた感触だったのですが、家族も起きてきてしまったので少し焦ってそのまま作業を進めました。すると…。
底が盛大に割れている…。前回よりヒビが大きいのと、3個中2個がこの状態だったのでかなりがっかり。
クープはちょっと上達?
とにかく底が割れるのが悔しくて、もう一回焼いてみたのですがやっぱり同じ状態になってしまいました。
底が割れる原因を調べてみた
パンの底割れ、代表的な原因はこちらの3つ。
発酵不足
発酵不足の場合、オーブンで焼成を始めるタイミングで生地が急激に膨らもうとするため、底が割れてしまうそう。
1次発酵、2次発酵どちらが不十分でも、同じように底割の原因になるようです。
成型の問題
成型で生地がきちんと綴じられていない、きつく巻きすぎている、のも割れの原因。
プチパンより生地を綴じるラインが長いので、確かにこれも自信のないポイント。
クープももう少し深く入れた方が良いのかも(空気の逃げ場になる)?
パンの表面の乾燥
これも気になっていた点で、1回目より2回目の生地が明らかに固かったんですよね。あまり気にせずそのまま作業してしまいました。
水分(牛乳)はしっかり計って入れたつもりだけど、気温や湿度によって生地の状態が変わったのかも。また、「よくこねる」ことを意識しすぎて、パンが外気に触れる時間が長く、それが乾燥の原因になった可能性もあります。
次回気を付けたいこと
以上から次回気を付けたいことは次の6つ!
生地のこね方はこちらのYoutubeが参考になりました!
パン作り、つまづいてはいるものの、条件の変化によって仕上がりが左右されるのはなんだか実験チックで楽しくもあります。
いつかこの記事を振り返って、「この時はこんなことが出来なかったんだなぁ~」と懐かしく思えたらいいな。
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