お引越しと「ひとり働き方改革」

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お引越しから2カ月。

通勤も、保育園&幼稚園の送迎も車なのですが、土地勘がないためどこに行くにもナビ頼り。

思わぬところが混んでたり、車線変更を間違えて遠回りになってしまったり…。最初は、朝子供たちを送って職場に到着するだけで、一仕事終えた気分になっていました。

最近ようやく慣れてきたかなぁ。

2人目育児|ひとり働き方改革

さて、こちらへの引っ越しを機に働き方をガラリと変えてみました。

具体的には病院勤務からクリニック・健診施設勤務へ。

週4回の勤務ですが、仕事が片付けば早く帰れる日もあり、とても助かっています。

業務が終わればそれでさっぱり、その日は終了。みんなまだ働いているのに「すみません、帰ります~」と定時で抜ける申し訳なさも、呼び出しや当直業務を請け負わない肩身の狭さもありません。

今まで勉強してきた画像診断の資格を活かして働けているのも嬉しいです。

フリーランス医師?のデメリット

半ばフリーランスのような形で、現状とても満足しているのですが。病院のようにたくさんのスタッフや同僚がいるわけではないので、休みをとるハードルが高いのは確か。

子供が熱を出したら?自分が体調を崩したら?

この辺りのバックアップ体制は慎重に固めておく必要があります。

現状では

①病児保育の登録
②病院勤務の夫に有給をとってもらう
③フリーランス医師同士で繋がっておく

という対処になるかなぁ。

先日も、知り合いの女医さんが発熱され、急遽代診に行くことに。「③」の大切さ、痛感しました!

サブスペ専門医は取れそうにないけれども…

バリバリ働く女医!からはますます離れてしまいましたが、今の働き方は仕事とプライベートの境界がはっきりしているし、子供と長く一緒に過ごせるところが何よりのメリット。

1カ月検診 赤ちゃん 足

週に一回くらいは、園から帰った子供たちとゆっくりおやつを食べたり、おしゃべりしたりが叶いそう。何度も考えた結果、これが「今」の私がしたいことで、「今」を逃せばできなくなってしまうことなんです(子供たちはあっという間に大きくなってしまう!)。

制度の改革もあり、このままサブスペ専門医は取れそうもなく(取れても維持できなさそう)、このまま外科専門医+各種認定医資格でやっていくことになりそう…。

いわゆる「王道(学位も取って専門医も取って)」からは外れてしまうけど、二兎を追う者は一兎をも得ず。何かを得れば、その分必ず、自分の大切にしたいものが犠牲になるんだと思います。軸足をどこに置くか、何を捨てて何を取るのか、きちんと自分で考えて前を向いて進んでいくのが、自分の人生に責任を持つということなのかも。

今はまだ「専門医取らないの?」という言葉に、心が全くザワつかないわけではないけれど。「これが私の人生よ」と自信を持って返せるように成長したいです。

ロールモデルは存在しない

女性のキャリアを考える上でよく「ロールモデル」という言葉を聞きます。学生~研修医の時代は確かに、そんな女医さんがいないか探していました。だけど、最近は「そんな人いないんじゃない?」と思っている私です。

配偶者、子供の数、家事育児にかけたい時間はみんなそれぞれ。誰かの人生の「ベスト」が自分の人生にそのまま当てはまるなんて、絶対ない。

最近は若い先生方からキャリアについて相談を受けることもちらほらありますが、単純なモデルに当てはめて画一的な話をするのではなく、その人の大切にしたいこと・価値観をじっくり聞いて、慎重にアドバイスできる思慮深さも持ちたいです。

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