2019年に購入した電子ピアノ「YAMAHA AvantGrand N1X」。
当時はマンション暮らしだったので、消音機能のある電子ピアノ一択。色々弾き比べて、弾き心地の良かったAvantGrand N1Xを選びました。

さて、このピアノ。現在、わが家にはありません。
一戸建てへの引っ越しを機に実家のグランドピアノを搬入→AvantGrandは2階へ→新しいグランドピアノを購入→実家のグランドピアノを売却→新しいグランドピアノの搬入→AvantGrandは実家へという経緯で、現在は実家で活躍中。

初めて経験した、グランドピアノの売却、購入について記録しておきたいと思います。
新しいピアノ(SK)購入の経緯
新しいグランドピアノ(SHIGERU KAWAI(SK))は、娘のピアノの先生からのおすすめで購入を検討することに。

タッチが深く、豊かな音色が作りやすいとのことでした。
ちょうど、価格改定を控えたタイミングでこれを逃せば約30万の値上がり。
どうせいつか買い替えるなら早いほうが、と夫を説得し次の日にカワイのお店に行きました、笑。
SKは大変な人気で納期は約半年とのこと。その間に今使っているグランドピアノを売却する手続きをすることになります。
古いピアノの売却
実家の古いピアノはYAMAHA C3 1996年製。
よく分からないのでとりあえず、ピアノの一括査定サイトに出してみました。
すぐに複数社から連絡があり、見積もり額は75万〜100万円(思ったより幅がありました)。
地元の方が配送料がかからない分高く買い取っていただけるか?と思いきや、中国など海外にも販路がある大手の会社の方が高めの買取額でした。
特にこだわりもないので一番高く買い取ってくれるところに連絡。実際の売却までは半年あることをお伝えしたうえで仮契約の形となりました。
新しいピアノの選定
とんで半年後。ようやくカワイから連絡があり、これから2週間ほどで選定になるとのこと。
ピアノ売却会社に再連絡
大急ぎでピアノの売却会社に連絡し、見積もりの確定と引き取り日の調整をしてもらうことに。
引き取り→搬入をなるべくロスなく進めたかったので、午前中に引き取り、午後搬入の形がとれる日を選びました。
試弾の上、購入へ
続いてピアノの選定へ。2台のピアノを弾き比べ、より好みの音質のものを選びました。先生も同行してくださり心強かったです。
搬入日を再度確認し、手続き完了。
半年待った割に、選定〜搬入は2-3日とスピーディーでした。

ちなみに支払いのタイミングは搬入後1ヶ月以内となっており、売却したピアノの代金もあてることができたのが助かりました。
気になるピアノの売却価格は?
「YAMAHA C3 1996年製」売却価格はずばり100万円。思ったより高かったです!
このピアノ、30年前に150万円で購入したそう。そこから約10年は毎日私と妹で何時間も弾きました。
妹は大学もピアノ専攻だったので、通算15年はフル稼働したピアノです。30万円にはなるかな?くらいにしか思っていなかったのでびっくり。
この古いピアノの売却代のおかげで、新しいピアノ購入に踏ん切りがついた面もあります。(同時に娘のピアノも、弾かなくなったら売れるわ、と思いました、笑)
ただ、ピアノの売却価格には変動があり、仮見積もり→見積もりまでの半年間で約7万円の減額がありました。中国の市場が縮小したことが原因だそうです。
①グランドピアノの納期は長い(機種にもよるが約半年)
②古いグランドピアノは結構高い(時期により変動する)
といったことがこの度の学びです。
あの時買ったSK3は2回の価格改定を経て約80万円の値上がり…。もう買えません。この先価格が下がることもない気がします。
「グランドピアノを買おう!」と思い立ったら早めに行動、がおすすめです。
もうわが家はピアノを売って、買って、ということはないと思うのですが、笑。
どなたかの参考になれば幸いです。
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