娘の「くもん」。
国語・算数ともに「3A」まで進み、ひたすら運筆のプリントをやっていた時期に比べると随分教科としての体裁が整ってきました…!
くもん国語「3A」
国語「3A」はひらがな学習をベースに、様子言葉(「高い」「低い」「大きい」「小さい」etc.)・動き言葉(「食べる」「走る」 etc. )のバリエーションや短文の音読という要素が加わります。
各種プリントの中では一番楽しそうに取り組んでいる教材。と言うのも、娘は今とても「ひらがなの読み書き」に興味があるのです。
「お友達にお手紙を書きたい!」=内発的動機付け
ひらがなの「読み」は絵本から
もともと絵本が好きで、ひらがなの「読み」は自然に体得していきました。
ひらがなの「書き」はお手紙で
問題は「書く」方で、くもんで練習が始まってもなかなか興味が持てない様子。プリント一枚仕上げるのも四苦八苦という感じ。
これは時間がかかりそうだなぁと思っていたのですが、幼稚園のお姉さんにお手紙をもらってから様子が一変。「私もお返事を書きたい!」と自ら紙を広げて文字を書くようになりました。
プリントで間違えるのと、書きたいお手紙の途中で間違えるのは娘にとってのインパクトが全く違うようで、なかなか覚えられなかった文字もすごい勢いで吸収していっています。
内発的動機づけについて改めて考える
このエピソードから、改めて考えさせられたのが「内発的動機づけ」の重要性。
以前の記事にも書いていますが再掲します。
【内発的動機づけ】
内面に沸き起こった興味・関心に動機づけられている状態
ex.) 小説が面白くて没頭して読み続ける
自転車に乗れるようになりたくて夢中で練習する
【外発的動機づけ】
外部からの報酬や賞賛を得ることを目的としている状態
ex.)テストで赤点を取らないために勉強する
一般的に内発的動機づけに基づく行動は、楽しく、質が高く、持続性があると言われています。
娘にとって「絵本を読みたい」とか「手紙を書きたい」というのはまさに「内発的動機づけ」だし、「プリントを終わらせないと遊べない(から仕方なくやる)」という状況は「外発的動機づけ」そのもの。
今、彼女は「お手紙を書きたい」から一生懸命ひらがなの練習に取り組んでいて。間違えたところはすぐ直すし、次に書く時は間違えないように…と意識しているのがこちらにも伝わってきます。そして苦労していたのがウソのように、あっという間にひらがなの書き取りをマスターしていきました。
子供の習い事や学習において「内発的動機づけ」を意識する重要性を改めて感じた出来事です。
上手に「内発的動機」に導いてあげるのが親の腕の見せ所…?
公文はとくに「単純作業」になりがちなので、どうにか子供自身の「こんなことしてみたい!」という好奇心とつなげて、楽しく学習を進める工夫をしていきたいです。ここは親の腕の見せ所ですねぇ。
「ひらがな学習」には思わぬ突破口が見つかりましたが、算数(計算)はまだ「内発的動機」が上手く育っていない気がします。引き続き娘の興味関心をよく観察し、導いていきたいです。
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