段々と気温が上がり、オーブンを稼働させると冷房を付けていても汗ばむくらいですが…。
週に1~2回のペースでおやつを作っています。
順番に粉を混ぜて、卵を泡立て…。揃えた材料が全然違う形に変身する(しかも甘い香りのおまけつき)、というのがおやつ作りの醍醐味であり、ちょっとしたmeditationの効果もあるような。忙しい時こそ、作ってみたくなるのはそのせいかな。
思い立ったらぱっと作りたいのもあって、凝ったお菓子ではなく、材料がシンプルで、焼きっぱなしの素朴なお菓子が好きです(^^)
最近つくったおやつを3点、紹介させていただきますね。
ソルダムのシュトロイゼルケーキ
旬のソルダムはそのまま食べるのは勿論、シロップを作ったりやお菓子に使っても美味しいですね。
TOMIZのHPで公開されていたレシピを作ってみました。
【レシピ】ソルダムのシュトロイゼルケーキ|TOMIZ

シュトロイゼル=そぼろのこと。バターと粉糖、粉(アーモンドパウダー)をそぼろ状にしたものをケーキの上にトッピングします。

素朴なケーキですが、シュトロイゼルのおかげで表情のある粋な仕上がり。ソルダムのピンク色がちょっと染みているところもかわいい。

お気に入りのアンティークプレート(スポード窯)で頂きました。

甘いケーキ生地とキュッと酸っぱいソルダムのバランスが良く、美味しいレシピです(^^)
見た目より簡単に作れるので、ソルダムが旬の間にもう一度作りたい。
ドロップクッキー
続いて、オートミールを使ったざくざくドロップクッキー。こちらはムラヨシマサユキさんの「ムラヨシマサユキのお菓子 繰り返し作りたい定番レシピ」から。
行程は材料を混ぜて、天板に落として、ととても簡単。娘にお手伝いしてもらいながら作りました。

チョコチップ×胡桃入り。成型が大らかもサマになるのがドロップクッキーの魅力ですね。

ざくざくと美味しく焼きあがりました。蜂蜜の入った生地はコクがあり、一枚、また一枚と手が伸びます。
レモンのケーキ
最近気に入っている長尾智子さんの「ティーとアペロ」からも一品。
この本に紹介されているケーキは22㎝の型を使い、平べったく焼くのが特徴です。
このレシピも基本的にはどんどん材料を混ぜていくだけ、とても簡単。溶かしバターを使うので、バターをわざわざ室温にもどすより手早く作れるのも気に入っています。

オーブンシートはこうやって丸型に切って16等分の扇形に折ったものを敷き込むのがポイント!縁がふりふりと、少し可愛らしい雰囲気になりますよね。

粉糖でちょっとおめかしして…。

いただきます。ぺたんと薄いケーキ、気取らない雰囲気で可愛いですよね。
この生地は米粉と小麦粉を半々で使うのでほろほろっと軽い口当たりに仕上がりました。

本にはほかにも小豆をのせてあんこをサンドしたケーキやスパイスたっぷりのケーキなど気になるレシピが沢山…。順々に作っていきたいです。
今回ご紹介した3レシピは、どれもシンプルでかしこまりすぎない雰囲気が気に入っています。隙間時間に作って、家族でお茶するなら、肩の力を抜いて作れるこれくらいが丁度よい。
手作りおやつは必要不可欠ではないけれど、あれば日常生活を豊かに彩ってくれるもの。楽しく気楽に、作り続けていきたいです。
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