娘の今年の七夕のお願いは「おいしいクッキーを作りたい。いっぱいいっぱいクッキー食べたい。」でした。
今月の「こどもちゃれんじぷち」にクッキー屋さんの教材があったからでしょうか。「もう少し高尚なお願いが良いのでは…」と思いつつ、娘らしいお願いが微笑ましくてそのまま短冊に書きました。
書いたからには、叶えてあげなくちゃ!と休日を利用して親子クッキング開催!クッキーの中でも一番簡単そうなドロップクッキーを作ることにしました。
参考レシピ
365日のクッキー|高石紀子
今回参考にしたのパティシエール「高石紀子」さんの著書「365日のクッキー」のレシピ。
こちらの本、春夏秋冬それぞれの季節に合うクッキーがたっぷり74種類紹介してあります。
アイスボックスクッキー /型抜きクッキー /絞り出しクッキー /ドロップクッキー /ブールドネージュ /フロランタン /ラングドシャ /ムラング /パートブリゼの9種の基本の生地が、フィリングや形を変えて様々に展開される構成。これ一冊あればクッキーのレシピには困りません。
各ページのスタイリングも美しく見ているだけでも楽しめます。
著者の高石さん自身も透明感のある美貌で、とても素敵。公式HPでは、焼き菓子の予約販売もされいるようです!
バナナ/キャロットケーキ好きとしては見逃せないタイトル!
簡単!ドロップクッキー
本の中で「最も簡単なクッキー」として紹介されているのがドロップクッキー。
成形は、天板にスプーンですくった生地を落とすだけ。材料もシンプルで、娘のクッキー作りデビューにはぴったりです。
材料
【基本の生地】
発酵バター(食塩不使用 )、 塩 、全卵
(A)きび砂糖 、グラニュー糖
(B) 薄力粉、ベーキングパウダー
今回はこの基本の生地にフィリングを加え「チョコチップ×アーモンド」「レーズン×ヘーゼルナッツ」の2種類を作りました。
作り方
①ボウルにバターと塩を入れ、泡立て器でバターがなめらかになるまで混ぜる。
②Aを3回ほどに分けて加え、全体になじむまですり混ぜる。
③同様に卵を加え、そのつど全体になじむまで混ぜる。
④Bを加えさっくりと混ぜる。フィリングを加え馴染ませる。
⑤天板にスプーンで生地を落とし、水で濡らしたスプーンの背で軽く押さえて平らにする。
⑥170℃に予熱したオーブンで18 ~20分焼く。
詳しいレシピは下記サイトにも掲載されています。
親子クッキング開始
生地作り|私と娘(2歳)の役割分担
計量は私。バターや砂糖をぐるぐると混ぜるところを娘に手伝ってもらいました。
最初は生地がやや重く、真剣な表情で泡だて器をつかむ娘。
段々生地が緩んでくると、今度は私がボウルの外に生地をこぼさないよう誘導するのに必死!また、発酵バターやきび砂糖を使った生地はなんともいい香りで…。指にとって味見しようとする娘を制止するのも案外大変でした。
卵と粉を加える部分からは分離したり、混ぜすぎないよう気をつかうので私が担当。天板に落とした生地の表面をスプーンで抑えるところで再び娘の出番です。
熱したオーブンに天板を入れたら後は待つだけ。
キッチンに甘い香りが漂います。
できあがり!
「チョコチップ×アーモンド」・「レーズン×ヘーゼルナッツ」2種類のドロップクッキーの出来上がり!早速おやつにいただきます。
サクサク香ばしいクッキー
サクサクと軽い食感のクッキー。娘はレーズン×ヘーゼルナッツがお気に入り。
ナッツが香ばしく、カリッと、良いアクセントになっています。
沢山できたので、実家にもおすそ分け。「美味しいよ」と褒めてもらい娘もご満悦でした。
反省点|もっとのびのび作らせてあげれば良かったな
さて、今回の親子クッキング、反省点がいくつか。
まず、生地が思った以上にゆるく、ボウルからこぼれた生地で作業台が汚れるのが気になり、娘にうるさく注意してしまったこと。拭けば綺麗になるのだし、もう少しのびのびと作らせてあげれば良かったかな。
また、卵を加える場面など手際良く作業しなければならないところも、「自分がやりたい」と手を伸ばしてくる娘をなだめながらでは、思うように進められませんでした。
初挑戦のレシピで、いちいち手順を確認しながらの作業になってしまった点も反省です。
全体的に、想定していた「親子で微笑みあいながらのんびりお菓子作り」とは程遠く、バタバタとした時間になってしまいました。
次回はもう少し私が段取りしておくか、生地だけ先にを作っておくか、にしようと思います。
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