娘(2歳)の読書記録
ワーママ生活2年目。 毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、 親子のコミュニケーションの場として、子供の感情や想像力を育むツールとして、 読み聞かせの時間は意識して作っています。 図書館で何冊か借りて返却期限までに何度も読む、というのが最近のリズム。 読書記録もかねて、借りた絵本を順番に紹介させていただきます。
こわくないこわくない
書誌情報
著者:作:内田麟太郎、絵:大島妙子 出版社:童心社 出版年:2002年 定価:800円+税 ページ数:24ページ
あらすじ
「お風呂に入ろう」と誘っても「入らない!」。「あったかいねぇ」と声をかけても「あったかくない!」。この頃反対ばかり言っているまー君。
夢の中でおばけに会っても「こわくない!」と言い張るので、怖がらせようとしたおばけの方が泣き出してしまいます。おばけの泣き声につられて、とうとうまー君の目にも大粒の涙が…。
布団の中で泣いているまー君を「あらあら、怖い夢でもみたのね」と優しく抱きしめるお母さん。目を覚ましたまー君は「こわくなかったよ!」とやっぱり反対のことを言ってしまうのでした。
▽絵本ナビ▽
こわくないこわくない
感想・娘の反応
いやいや期の娘に。
反対のことばかり言うのも、なかなかお風呂に入ってくれないのも最近の娘とまったく同じ!彼女も心当たりがあるのか(?)ニヤニヤしながら聞いていました。
まー君を怖がらせようとしたおばけの顔が、ページ毎にどんどん迫力を増すのですが、娘も必死に「こわくなーい!」と強がっていて面白かったです。
おばけがどんどん怖くなる緊張感、おばけが泣き出したのをきっかけに、緊張がぷつっと切れてしまう感覚、お母さんに抱きしめられる安心感。一つの絵本で色々な感情が味わえます。
また、やっぱり「こわくなかった」と反対のことを言ってしまうラストがリアルで良いなと思いました。「反対のことばかり言っていると怖い目にあうよ」という懲罰的なストーリーではなく、「そんな時期だから仕方ないよね」というイヤイヤ期の子供たちに対する温かな視線を感じます。
ごはん
書誌情報
著者:平野恵理子 出版社:福音館書店 出版年:2015年 定価:1400円+税 ページ数:36ページ
あらすじ
これはただひたすらに美味しそうな絵本です!
炊き込みご飯やおむすび、お茶漬け…お米が主役のお料理が見開き2ページにずらりと並び、お腹がすいちゃうこと必至!
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ごはん
感想・娘の反応
ストーリーがないので、のんびり味わえる作品。サイズが大きめなので目いっぱいに美味しそうなイラストが飛び込んできて、「○○ちゃんはどれが食べたい?」「ママはこのごはんどうぞ」と美味しい会話がはずみます。
やきどうふ茶漬けや牡蠣ごはんなど、食べたことのないごはんは「どんな味かなぁ?」と想像しながら楽しみました。食いしん坊な子供たち(もちろん大人も)に一押しの絵本です。
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