ワーママ生活2年目。 毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、 親子のコミュニケーションの場として、子供の感情や想像力を育むツールとして、 読み聞かせの時間は意識して作っています。 図書館で何冊か借りて返却期限までに何度も読む、というのが最近のリズム。 読書記録もかねて、借りた絵本を順番に紹介させていただきます。
ワーママ生活2年目。 毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、 親子のコミュニケーションの場として、子供の感情や想像力を育むツールとして、 読み聞かせの時間は意識して作っています。 図書館で何冊か借りて返却期限までに何度も読む、というのが最近のリズム。 読書記録もかねて、借りた絵本を順番に紹介させていただきます。
おすわりどうぞ
書誌情報
著者:しもかわらゆみ
出版社:講談社
出版年:2018年
定価:1300円+税
ページ数:28ページ
あらすじ
ねずみさんの椅子は、小さなまるいキノコの椅子。かえるさんは、お花の椅子。きつねさんは丸太の椅子…。小さな動物から大きな動物や小鳥さんまで、みんな「ぴったり」の椅子に座って待ち合わせ。
▽絵本ナビ▽
◆おすわりどうぞ
感想・娘の反応
繊細で愛らしい表紙の絵に惹かれました。ちょっと首をかしげたリスの表情がたまらなく可愛い。
「おすわり、どうぞ」というタイトルも優しくて良いですね。
沢山の種類の動物が順番に、一匹ずつ紹介されますが、最後は登場した動物たち全員が集まってぱぁっとにぎやかに。
娘は「ね、ぴったり」「わぁ、ぴったり!」と、繰り返し「ぴったり」のフレーズが出てくるのが面白かったよう。夕食時「○○ちゃんにぴったりの椅子はどれ?」と聞くと「ここだよ~」と素直に自分の椅子に座ってくれました。絵本効果!
きつねさんは丸太の椅子をいのししさんと鹿さんにも貸してあげて、鹿さんは自分の角を小鳥さんの椅子に使わせてあげて…。自分の大切なものを譲り合う優しい気持ちもこの本から学んでくれたらいいな、と思います。
ぞうさんのおとしあな
書誌情報
著者:高畠純 出版社:ポプラ社 出版年:2011年 定価:1300円+税 ページ数:32ページ
あらすじ
いたずら大好きぞうさん。おとしあなを掘って、誰かが落ちるのを待っています。…がなかなかうまくいきません。しまいにはモグラさんがおとしあなを滅茶苦茶に掘り返してしまいます。がっかりするぞうさん。もっと大きいおとしあなを掘ろうとしますが雨が降ってきて・・・。ぞうさんおおとしあなは楽しい水遊び場に変身します。
▽絵本ナビ▽
◆ぞうさんのおとしあな
感想・娘の反応
おとしあなの後ろの草むらからそっと様子をうかがうぞうさんが可愛い絵本。一作目の「おすわりどうぞ」とは対照的にユーモラスな絵柄です。
うさぎはあなをピョーンと飛び越えてしまうし、犬はおしっこをしただけで引き返してしまうし、なかなかぞうさんの思い通りにはなりません。娘も「あれれ?どうなるの?」という反応。
もぐらさんが何匹も現れるシーンでは展開の意外性もあり、声をだして笑っていました。
結局、だれもおとしあなには落ちなかったけれど、雨のおかげで楽しい水遊び場が誕生し、めでたしめでたし。ぞうさんも一緒に遊んで嬉しそう。
ちょっと長めのお話ですが、テンポが良いので2歳の娘でも十分楽しめました。
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