娘(2歳)の読書記録
ワーママ生活2年目。 毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、 親子のコミュニケーションの場として、子供の感情や想像力を育むツールとして、 読み聞かせの時間は意識して作っています。 図書館で何冊か借りて返却期限までに何度も読む、というのが最近のリズム。 読書記録もかねて、借りた絵本を順番に紹介させていただきます。
こぐまちゃんのみずあそび
書誌情報
著者:わかやまけん 出版社:こぐま社 出版年:1971年 定価:800円+税 ページ数:22ページ
あらすじ
じょうろでおはなに水をあげていたこぐまちゃん。ホースを持って遊びにきたしろくまちゃんと、ダイナミックな水遊びが始まります。水をじゃばじゃばかけあって「つめたいつめたい」!足元にできた水たまりには葉っぱを浮かべ、アリさんのボートにしてあげます。
たっぷり遊んだあとはシャワーでさっぱり。洗面器を頭にかぶると、シャワーの水しぶきの音が「ぱらぱらん」。楽しく鳴ることも発見したこぐまちゃんでした。
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こぐまちゃんのみずあそび
感想・娘の反応
こぐまちゃんシリーズはお話の内容・長さともに今の娘(2歳)にぴったり合っている気がします。
季節柄水あそびの機会が増えてくるかな?と思い、この絵本を選びました。じゃばじゃばと思い切り水遊びを楽しむこぐまちゃんたちが微笑ましいです。
実際ここまでびしょびしょに遊ばれたら「あぁ、着替えが…!そのあたりで止めておいたら?」なんて思ってしまいそうですが、巻末にはそれを見越した(?)作者のわかやまけんさんの言葉が。
曰く「 (子供のいたずらは)すべて、創造性への芽として見逃せません。’いけませんよ’と叱ってやめさせるなんて、とてももったいないことです」と。確かに。
子供ならではの自由な発想・想像力を伸ばしてあげられるよう、多少のいたずらは温かく見守る覚悟が必要だなと改めて思いました。
はるかぜさんぽ
書誌情報
著者:えがらしみちこ 出版社:講談社 出版年:2017年 定価:1200円+税 ページ数:32ページ
あらすじ
お気に入りのワンピースと新しい靴で、「いってきまーす」と元気にでかける女の子。はるかぜさんぽ、てくてくてく。散歩の途中で出会うのは、桜の木、しゃぼんだま、ダンゴムシ…。春の空気を全身で感じながらおさんぽしていると、たんぽぽやシロツメ草が咲く野原にたどり着きます。ごろんと寝ころんでちょっと休憩。
帰りは同じ野原に遊びに来ていたねこの「しろちゃん」と仲良く一緒に帰ります。
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はるかぜさんぽ
感想・娘の反応
表紙の女の子のおさげの感じとぷっくりほっぺが娘に似ていて思わず借りた本。娘も見るなり「これは○○ちゃんだよ~」と。
散歩道で出会う草木や虫を慈しむ女の子のしぐさや表情が可愛らしくて、心がきゅんとしてしまいます。
水彩の柔らかい絵柄で、読んでいると春の風を感じられるような温かく優しい絵本です。
娘もとても気に入ったようで(ちょうどダンゴムシやたんぽぽに興味を示していた時期でした)、この本を読んだ後は、「はるかぜさんぽてくてくてく」と言いながらネコのぬいぐるみを抱いて家中をぐるぐる回っていました。
同じシリーズで「あきぞらさんぽ」「あめふりさんぽ」などあるようなので、また図書館で探してみたいと思います。
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