今週のおすすめ絵本 | パンダともだちたいそう、まるのおうさま

パンダともだちたいそう まるのおうさま絵本
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娘(2歳)の読書記録

ワーママ生活2年目。
毎日が慌ただしく過ぎ去っていきますが、
親子のコミュニケーションの場として、子供の感情や想像力を育むツールとして、
読み聞かせの時間は意識して作っています。
図書館で何冊か借りて返却期限までに何度も読む、というのが最近のリズム。
読書記録もかねて、借りた絵本を順番に紹介させていただきます。

パンダともだちたいそう

書誌情報

著者:いりやまさとし
出版社:講談社
出版年:2016年
定価:1000円+税
ページ数:32ページ

あらすじ

「パンダともだちたいそう!はじめピーッ!」

元気な掛け声で始まるパンダたいそう。1匹、2匹、3匹…、どんどんパンダが集まっておにぎりになったり、めがねになったり。白黒の模様を上手に組み合わせていろんな形を作ります。

最後は赤ちゃんパンダも参戦し大技「パンダやま」が完成!パチパチパチと拍手喝采で体操が終わります。

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パンダともだちたいそう

感想・娘の反応

ころころフワフワとしたパンダが一生懸命ポーズをとっている姿が可愛い作品。癒し系です。

「めがね」や「だるま」など、組体操で作られる形は日常でも親しみの深いものばかりですが、パンダの白黒模様を組み合わせて、その形を想像するのは娘の年齢(2歳)では難しかったかもしれません。

「パンダが面白いポーズをとっている!」ということ自体は楽しかったようで、ニコニコ笑顔で聞いていました。

ページをめくると、1匹ずつパンダが増えていくので数の勉強にも使えそうです。

まるのおうさま

書誌情報

著者:文 谷川俊太郎、絵 粟津潔
出版社:福音館書店
出版年:2019年
定価:900円+税
ページ数:24ページ

あらすじ

「まるのおうさまはだれ?」

お皿や、シンバル、タイヤなど、沢山の「丸い」ものが我こそが王様だと主張します。「丸い」ものたちの喧嘩は宇宙にもおよび、「地球や太陽も丸い。だけどもっと丸くて大きなものが宇宙の外にはあるかもしれない。王様なんていらない…。」と壮大な展開に。

抽象的な部分が多く、上手くあらすじを表現できないので、出版社からの公式コメントも引用させていただきますね。

詩人谷川俊太郎の言葉と、グラフィックデザイナー粟津潔の絵による絵本。まるの王さまと自称するお皿が、シンバルが、タイヤが、ボールベアリングが!次々と登場、次第にまるは真珠、オレンジの自然物へ、運動会場のまるから玉ころがしの玉、トンビの輪へと奇想天外に展開していきます。まるを機軸に、がテンポよく言葉が展開していきます。

かがくのとも23号

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まるのおうさま

感想・娘の反応

1971年に出版された絵本の復刻版。谷川俊太郎による哲学的ともいえる詩的なストーリーと、鮮やかな絵が独特の世界観を作り出しています。それを「怖い」と感じる子供もいるかも。

図書館でぱっと開いたページに娘の大好きな「オレンジ」が載っていて、それ以上内容を吟味せずに借りてしまったのですが、そもそもはもう少し大きい子用の絵本だと思います。

「ボールベアリング」など、娘の知らない言葉も登場しましたが、文章のテンポが良いせいか意外と楽しんで聞いてくれました。レトロな雰囲気の絵も新鮮で面白かったみたい。

地球や宇宙に関心を持った時にもう一度読んであげたい作品です。

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